検索順位を上げることだけを目的とした過剰なSEO対策はとても危険です。
SEO対策はサイトへのアクセスを増やすにはとても有効な施策ですが、間違ったアプローチを取ると逆効果になることもあります。
間違った施策をしてしまうと、SEO対策をする前よりも検索順位が下がってしまうケースが多いので注意が必要です。
この記事では、SEO対策で「やってはいけない施策」について紹介します。
1. キーワードの過剰な使用
ページ内に不自然なレベルでキーワードを詰め込むことを「キーワードスタッフィング」といいます。
キーワードの詰め込みは15年ぐらい前まではよく見られた手法で、それが有効なケースもありましたが、いまは完全に逆効果です。
キーワードを詰め込むことだけを重視したページは、低品質なコンテンツとして判断されてしまいます。
検索順位は、キーワードの数が多いほど上位に表示されるといったシンプルなものではないので、数や出現率にこだわってはいけません。
見出しや本文に何度もキーワードを出現させて無理やり文章を作成したようなページは、低品質なコンテンツと判断される可能性があるので気を付けましょう。
2. 隠しテキストやリンク
検索エンジンだけに見せる目的で、ユーザーからは見えないように細工したテキストやリンクを使うことは、検索エンジンによって不正行為と見なされます。
検索エンジンからペナルティを受けるリスクがとても高いので、絶対にしてはいけない手法です。
よくあるケースとしては、「背景色と同じ色でテキストやリンクを作成する」「ユーザーには見えないように画面の外側にテキストやリンクを表示する」などです。
ユーザーには見えないようにして検索エンジンにだけ読ませようとしているので、完全にブラックハットSEOになります。
3. 低品質なコンテンツ
ここでいう「低品質なコンテンツ」とは、例えば以下のようなものです。
- 大量に複製しているページ
- コピペしただけのページ
- 文章量が少なすぎるページの量産
- ドアウェイページ(※「6. ドアウェイページ」参照)
かつては、この方法でも検索上位に表示される時代がありましたが、いまは全く効果がありません。
いまは、一時的に効果があったとしても次第に検索順位が落ち始めてしまいます。
4. 不自然なリンク構築
人工的に大量にリンクを増やす行為はペナルティの対象になります。
例えば、リンクの購入やリンクを増やすことだけを目的とした相互リンクなどです。
大量に相互リンクしあったサイト群のことを「リンクファーム」といいます。
不自然なリンクファームを構築するとペナルティを受けるリスクがとても高いので気を付けましょう。
5. クローキング
クローキング(cloaking)とは、ユーザーと検索エンジンに対してそれぞれ別のページを見せることです。
ユーザーが見る内容とは異なる内容を検索エンジンに見せようとする行為はペナルティの対象になります。
6. ドアウェイページ
特定のキーワードで表示されるようにして、目的のページに誘導することだけを目的に作成したページを「ドアウェイページ」といいます。
ドアウェイページは、低品質なコンテンツの代表格でもあります。
特定のキーワードで上位表示されることだけを狙って大量に作成される場合が多いので、文章自体はとても低品質になりがちです。
このようなページは、ユーザーにとって価値のないページと判断されやすいので気を付けましょう。
例えば、「キーワード + 地域名」のようなキーワードで表示されることを狙って、都道府県や駅名などエリアごとにページを大量に作成しつつ、内容自体は全く同じものも「ドアウェイページ」になります。
その地域ごとに特化した有益な情報がほとんどないのであれば、低品質なコンテンツと判断されてしまいます。
ちなみに、サテライトサイトというものがありますが、サテライトサイト自体が有益な情報を提供するコンテンツであれば全く問題ありません。
ただし、そのサテライトサイトが特定のサイトに誘導することだけを狙って、簡易的に作成しているような場合は「ドアウェイページ」とみなされてしまいます。
7. 過度な広告
サイトやページに広告を載せることは全く問題ありません。
広告があるという理由だけで検索順位が下がるということはありません。
ただし、メインのコンテンツが広告になっているような場合は、検索順位に悪影響を及ぼします。
例えば、ページが表示された時に見える範囲(ファーストビュー)の大部分が広告になっている場合なども含まれます。
また、コンテンツを覆い隠すように、全画面に広告が表示される「インタースティシャル広告」も検索順位を下げる原因になります。
まとめ
SEO対策は、コンテンツの品質を向上させるという意識を忘れないことが大切です。
キーワードの自然な配置や読みやすい文章構成など、ユーザーにとって有益な情報を提供することが重要です。
逆効果になる施策をしてしまうとペナルティを受けたり、検索順位が下がり続けてしまう場合もありますので、サイト自体の品質を低下させないように注意しましょう。